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生成AIポリシー

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はじめに

株式会社サムシングファン(以下「当社」といいます)は、「クリエイターの可能性をひろげ、世界をひらく。」をブランドメッセージに掲げ、クリエイターエージェンシー(ライバー・VTuber・動画クリエイターのマネジメント)、動画DX®・映像制作、クロスメディア戦略支援に関する事業を通じて、クリエイターの潜在力を引き出し、社会へ広げることを使命としています。
生成AIは、創造性と生産性を大きく高め、私たちが提供できる価値を広げる力を持つ一方で、権利侵害、誤情報、なりすましその他の新たなリスクももたらします。とりわけクリエイターの活躍を支える当社にとって、クリエイターや出演者お一人おひとりの創造性と人格的価値を守ることは、事業の根幹に関わる責務です。
当社は、生成AIを「人の創造性を代替するもの」ではなく「人の創造性を支え、拡張するもの」と位置づけ、クリエイター・出演者・お客様・お取引先をはじめとするすべての関係者の権利と信頼を守りながら、責任をもって生成AIを活用することをお約束します。同時に当社は、これらのリスクを適切に管理することを前提として、生成AIの活用に過度に萎縮することなく、クリエイターの新たな挑戦と価値の創出のために積極的に取り組みます。
本方針は、当社の生成AI活用に対する基本的な考え方を社外に対して明らかにするものです。当社の役職員および業務委託先における具体的な利用ルールは、別途社内規程として定め、本方針と整合する形で運用しています。

1. 人間中心の活用

当社は、生成AIを人間の判断を代替するものとしてではなく、人間の創造性と意思決定を支える道具として活用します。創作・編集・提案その他の重要な工程においては、人間による監督のもとで生成AIを活用します。

2. 法令の遵守と適正な利用

当社は、著作権法、個人情報保護法その他の関係法令を遵守するとともに、国内外のガイドラインおよび業界基準を尊重し、必要に応じて対応します。また、違法、詐欺的、差別的または性的搾取的な目的その他の不正な目的で生成AIを利用することはなく、社会規範および倫理に反する利用も行いません。

3. 知的財産・著作権の尊重

当社は、第三者の著作物、商標、意匠、キャラクター、ブランドその他の知的財産を尊重します。正当な利用権限のないまま、他者の作品や作風、クリエイター名等を模倣・再現することを目的とした生成AIの利用を行いません。お客様・お取引先からお預かりした素材やブランド資産についても、合意された目的の範囲内でのみ取り扱います。

4. 出演者・タレント・ライバーの肖像と声の保護

当社は、出演者、タレント、ライバー、VTuber、声優、インフルエンサーをはじめとする方々の肖像、顔、声、身体的特徴およびキャラクター性を、かけがえのない人格的・財産的価値と考えます。
ご本人または正当な権利者の同意および契約に基づく場合を除き、これらを生成AIによって学習、合成、複製、生成または利用することはありません。その一方で、ご本人または権利者の同意と適切な取り決めのもとでは、生成AIを活用した新たな表現や価値の創出に積極的に取り組みます。

5. なりすまし・ディープフェイクの防止

当社は、実在する人物が実際には行っていない発言・行為・出演・推薦等を行ったかのように見せかけるコンテンツを、ご本人の同意なく制作・利用しません。なりすまし、世論誘導、信用毀損その他の不正な目的で生成AIを利用することはありません。万一、当社が関わる方々に対するなりすまし等を認識した場合には、適切な対応を講じます。

6. 透明性とAI生成コンテンツの取扱い

当社は、生成AIの活用について誠実かつ透明であることを重視します。生成AIを用いて制作したコンテンツについては、お客様・お取引先との合意や媒体の規約、業界の慣行および関係法令に応じて、その旨を適切に開示・表示するよう努めます。とりわけ、実在の人物の肖像や声を合成したもの、広告・報道・広報に用いるものなど、AIによる生成であることの誤認が生じやすいコンテンツについては、必要に応じて表示または説明を行います。

7. 品質・公平性への責任

当社は、生成AIの出力を対外的に提供または公開する場合には、そのまま用いることはせず、人間による事実確認、権利確認および品質チェックを経たうえで提供します。また、生成AIの出力に、特定の個人や集団に対する不当な偏見・差別的表現が含まれていないかを、人権および多様な文化を尊重する観点から確認し、公平性の確保に努めます。

8. プライバシー・情報セキュリティの確保

当社は、お客様・お取引先・出演者その他の関係者からお預かりした機密情報および個人情報を保護します。これらの情報については、関係者との合意および当社の安全基準に照らした確認を行った場合を除き、適切な保護措置のない生成AIサービスに入力しません。
当社は、業務で利用する生成AIツールを、当社が定める安全基準に照らして選定しています。選定にあたっては、入力したデータの取扱い(生成AIの学習への利用の有無等)や、利用ログの保存・管理・第三者提供に関する方針が明示され、当社の情報管理上のリスクに照らして合理的であることを確認しています。
なお、個人情報の取扱いの詳細については、別途定める当社のプライバシーポリシーによります。

9. クライアント・お取引先へのお約束

制作物その他の納品に際して生成AIを活用する場合には、ご契約内容、ご発注の条件および媒体の規約に反しないことを確認し、案件の性質に応じて、生成AIの利用内容のご説明やご承諾の取得その他必要な対応を行います。
また当社は、コンテンツの公開範囲および社会的影響の大きさに応じて、確認の水準を段階的に高めています。一般に公開するもの、広告・配信を伴うもの、とりわけ実在の人物が関わるものや社会的影響の大きい内容を含むものほど、より慎重な社内の確認・承認の手続を経たうえで提供します。
なお、本方針の定めと個別の契約の定めが異なる場合には、当該契約の定めによります。

10. AI不使用(Non-AI)対応について

当社では、業務内容やお客様のご要望に応じて、生成AIツールを利用しない「AI不使用(Non-AI)」での対応も可能です。
AI不使用(Non-AI)での対応をご希望の場合は、対象となる業務範囲、確認方法、制作・納品フロー、費用、納期等について、事前に個別に協議のうえ決定します。
当社は、合意した範囲において、当社および業務に関与するパートナーが生成AIツールを利用しないよう合理的に管理します。ただし、第三者が提供するサービス、素材、ソフトウェア、プラットフォーム等にAI技術が含まれる場合については、当社の管理が及ばないため、その不存在を保証するものではありません。

11. 自律的に動作するAI(AIエージェント)の取扱い

当社は、人による確認を逐一経ずに外部システムの操作等を自律的に行うAI(AIエージェント)を業務に活用する場合、参照できる情報、操作の範囲および権限を業務上必要な範囲に限定し、人間による監督のもとで運用します。当社または第三者に重大な影響を及ぼし得る操作については、あらかじめ社内の確認・承認を経るとともに、実行の範囲および停止の手順を定めたうえで利用します。

12. ガバナンスと体制

当社は、本方針を実効的なものとするため、生成AIの利用に関する社内規程を整備し、所管部署のもとで、役職員への教育、利用にあたっての承認、利用記録の保存およびインシデント対応を含む運用・管理体制を構築しています。また、業務委託先その他の外部パートナーに生成AIを利用させる場合には、本方針と同等の管理を求めます。重大な事案が生じた場合には、経営の責任のもとで、速やかに事実確認および必要な対応を行います。

13. 継続的な見直し

生成AIをめぐる技術、法令、ガイドラインおよび社会情勢は急速に変化します。当社は、本方針を固定的なものとせず、これらの変化に応じて継続的に見直し、改善してまいります。
本方針は、当社取締役会の決議に基づき制定しています。

制定日:2026年7月30日
株式会社サムシングファン