GoPro(ゴープロ)といえば、アクションカメラ・ウェアラブルカメラとして、プロアマ問わず世界的人気を誇る鉄板カメラ。
小型軽量で耐久性があり、バイクや車に取り付けての撮影や水中撮影も可能。
それでいて画質も良く、旅行やレジャーで大活躍間違いなしの一台です。
そんなGoProですが、いざ買おうとすると意外とモデルがいろいろあって、違いがよくわからなくて迷ってしまうんですよね。
そこで今回は、2022年最新のGoPro全モデルの特徴と値段相場を徹底解説。
GoPro初心者にもそれぞれのモデルの特徴がつかめるようわかりやすく解説しているので、ぜひ読んでみてください!
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目次
GoProの現行モデルは3種類
引用:GoPro
2022年現在、現行モデルとして販売されているGoProは以下の4種類です。
- GoPro HERO8 BLACK
- GoPro MAX
また、現行モデルではありませんが、過去販売された以下の6種類のモデルもまだ手に入れることができます。
- GoPro HERO7 BLACK
- GoPro HERO7 SILVER
- GoPro HERO7 WHITE
- GoPro HERO6 BLACK
- GoPro HERO5 BLACK
- GoPro HERO5 SESSION
- GoPro HERO
- GoPro Fusion
現行4モデルはそれぞれ違った特徴を持っているため、特徴を理解した上で自分に一番合ったモデルを購入することが大切です。
また、予算を抑えたい場合はいわゆる型落ち品である過去のモデルをあえて購入するという手もあります。
それではここから、現行3機種と旧8機種、計11モデルの特徴と最新の値段を紹介していきましょう。
GoPro HERO9 BLACKの特徴と値段
最大5Kの解像度や鮮明な20MPの写真の撮影、タッチズーム機能をはじめ、さまざまなアップロードが施された最新機種です。
GoPro史上最高の進化を遂げた手ぶれ補正や、タイムラプス、8倍スローモーション(最大240 フレーム/秒)などの機能性の向上により、よりダイナミックな撮影ができるようになりました。
乗り物に乗っているときや歩いているときの撮影や、スポーツ撮影などにも最適です。
GoPro HERO8 BLACKよりもディスプレイやタッチスクリーンが大きくなっているので、操作性も抜群です。
<こんな人におすすめ>
- 手ぶれ補正を強化したカメラがほしい人
- 乗り物に乗りながらの撮影、スポーツ撮影がしたい人
- 操作性を重視したい人
購入はこちら:GoPro HERO9 BLACK
GoPro HERO8 BLACKの特徴と値段
GoProシリーズは1年ごとに上位モデルが発表されますが、2019年秋に発売開始になったモデルがこのHERO8 BLACKです。
HERO8 BLACKでは従来の手ブレ補正機能がより進化し、まさにアクションカメラの本質である「動きながらでも美しく滑らかな撮影」が実現できます。
また、動きながらでも美しいタイムラプス映像が撮れるTimeWarp機能の強化もHERO8 BLACKの目玉です。
さらに、カメラに取り付けられる拡張アクセサリーが新たに3種類追加されていて、自撮りや暗いシーンでの撮影など、より様々なシチュエーションでの撮影に対応可能になっています。
<こんな人におすすめ>
- 今手に入るフルスペックの最高モデルを手に入れたい人
- 手ブレの激しい野外でたくさん撮影する予定の人
- 拡張アクセサリーも使ってあらゆるシチュエーションで撮影したい人
GoPro MAXの特徴と値段
引用:GoPro MAX
GoPro MAXはここまで解説してきたHEROシリーズとは種類が異なり、360度撮影に特化したカメラ(全天球カメラ)です。
HERO8 BLACKと比較すると、動画や静止画の画質はHERO8 BLACKが上ですが、手ブレ補正はMAXの方が強くなっています。
また、360度カメラとして他メーカーの製品と比較すると、GoProならではの要素としてタイムラプス撮影機能や360度集音機能など独自の特長をもっている他、通常の静止画や動画撮影にもそこそこ使えるカメラになっている点がポイントです。
<こんな人におすすめ>
- 360度撮影メインで使いたい人
- 動画や静止画の画質よりも映像の面白さを優先したい人
GoPro HERO7 BLACK(旧製品)の特徴と値段
引用:GoPro
HERO7シリーズにはBLACK・SILVER・WHITEの3モデルがあり、その中で最新機能を搭載しているのがこのBLACKです。
HERO8 BLACKに次ぐ最新モデルと言えます。
HERO8 BLACKにも搭載されているHyperSmooth機能はこのHERO7 BLACKが初めて実装したもので、それまでのGoProシリーズと比較すると、このHERO7 BLACKから手ブレ補正が圧倒的に良くなっています。
カメラとしての基本的な性能だけでいえば最新モデルのHERO8 BLACKと大きな差はなく、HERO8 BLACKの発売以降は値下がりしたこともあって今も強い人気を持つモデルです。
<こんな人におすすめ>
- 基本性能が高ければ最新モデルでなくてもいい人
- 手ブレがものすごく激しい野外で撮影するわけではない人
- 最新モデルに近い性能のカメラを手頃な価格で手に入れたい人
GoPro HERO7 SILVER(旧製品)の特徴と値段
引用:GoPro
HERO7 SILVERはこちらはHERO7シリーズの中位モデルで、同シリーズ最高モデルであるHERO7 BLACKからいくつかの機能が間引かれている機種です。
具体的には、HERO7 BLACKに搭載されているHyperSmooth(手ブレ補正)機能や、静止画を高画質で撮影できるスーパーフォト機能、動きながらタイムラプス撮影できるTimeWarp機能などがこのモデルには搭載されていません。
しかし中位モデルでありながら動画は4K画質で撮影可能な他、ディスプレイの改善により前モデルのHERO6 BLACKより操作性が向上しており、使い途によってはお買い得な製品です。
<こんな人におすすめ>
- 動画が高画質で撮れればOK(静止画の画質にはあまりこだわらない)な人
- 手ブレ補正やタイムラプス機能が最新でなくても構わない人
- GoPro HERO6とほぼ変わらない機能でより安く手に入れたい人
GoPro HERO7 WHITE(旧製品)の特徴と値段
HERO7 WHITEは3製品あるHERO7シリーズのうちの下位モデルとして発売され、現在は公式では販売終了になっている製品です。
カメラとしての基本性能はHERO7 SILVERとほぼ変わりませんが、4K撮影に対応していないためコストダウンが実現できています。
<こんな人におすすめ>
- 最新に次ぐ機能をできるだけ安く手に入れたい人
- 4K画質にこだわらない人
GoPro HERO6 BLACK(旧製品)の特徴と値段
GoProが世界中で最も人気を得たのがこのHERO6 BLACKが最新モデルだった時代です。
HERO5 BLACKの後継モデルとして発売された2017年秋当時、フレームレートの向上による画質の進化、夜間撮影やズーム機能の強化が注目されました。
GoProのアクションカメラとしての基本機能はしっかりと備わっており、現在も多くのユーザーに愛用されています。
<こんな人におすすめ>
- アクションカメラとしての基本機能が備わっていれば最新モデルでなくてもいい人
- 最新モデルでなくてもいいが4K動画が撮影したい人
GoPro HERO5 BLACK(旧製品)の特徴と値段
引用:GoPro
GoPro HEROシリーズで最初に発売されたのが、2016年に誕生したこのHERO5 BLACKです。
実はHERO5 BLACKは、後継モデルであるHERO6 BLACKと比較すると、動画と静止画のフレームレートが低くなっている以外は性能がほとんど変わらないため、価格面でややお得な製品です。
<こんな人におすすめ>
- アクションカメラとしての基本機能が備わっていれば最新モデルでなくてもいい人
- 最新モデルでなくてもいいが4K動画が撮影したい人
- HERO6 BLACKよりさらに安く手に入れたい人
GoPro HERO5 SESSION(旧製品)の特徴と値段
引用:Yahoo!
HERO5 SESSIONはHERO5 BLACKの下位機種として同時発売されたモデルです。
基本性能はHERO5 BLACKとほぼ変わりませんが、立方体状の小さなボディが特徴的です。
また、小型軽量化にともない液晶画面がなくなっているため、スマートフォン等と接続しなければ撮影映像をリアルタイムで確認できない点に注意が必要です。
<こんな人におすすめ>
- HERO5 BLACKの性能をより安く手に入れたい人
- とにかく小さくて軽いカメラがいい人
- カメラ本体に液晶画面がついていなくても構わない人
GoPro HERO(旧製品)の特徴と値段
引用:GoPro
GoProシリーズの中で最も価格が安いモデルとして発売されたのがこのHEROです。
機能面ではHERO7 WHITEの前身といえるモデルで、4K動画撮影に対応していない他、GPS機能も非搭載になっています。
<こんな人におすすめ>
- GoProを一番安く手に入れたい人
- 基本的な機能さえあればOKという人
GoPro Fusion(旧製品)の特徴と値段
引用:GoPro Fusion
GoPro Fusionは360度カメラの最新モデルであるGoPro MAXの前身機種です。
GoProが360度カメラに参入した最初の製品で、最大5.2Kの高画質や5m防水機能などが注目されました。
ただし当然ながら機能性や操作性は後継モデルであるMAXの方が大きく進化しています。
<こんな人におすすめ>
- GoProシリーズの360度カメラをGoPro Maxより安く手に入れたい人
- VR映像や360度ビデオを撮影したい人
GoPro全モデルの値段を主要通販サイトで比較
GoPro現行4機種と旧製品6機種の計10モデルについて、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの大手通販3社の最安値(2022年現在)を比較してみました。
※新品のみ(並行輸入品含む)
モデル | 正規 | Amazon | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング |
HERO9 BLACK | 51,800円 | 52,677円 | 52,980円 | 51,980円 |
HERO8 BLACK | 35,800円 | 45,900円 | 40,500円 | 44,280円 |
HERO7 BLACK | − | 39,980円 | 39,980円 | 44,900円 |
HERO7 SILVER | 26,300円 | 30,400円 | 31,300円 | 32,000円 |
MAX | 67,100円 | 50,700円 | 50,480円 | 49,980円 |
HERO7 WHITE | − | 32,800円 | 38,060円 | 47,200円 |
HERO6 BLACK | − | 39,280円 | 35,612円 | 39,800円 |
HERO5 BLACK | − | 29,800円 | 34,411円 | 34,668円 |
HERO5 SESSION | − | − | − | 24,900円 |
HERO | − | − | − | 21,450円 |
Fusion | − | 円 | 38,000円 | 38,300円 |
モデルによって最安値の通販会社が異なるので、購入の参考にしてみてください。
※料金に変動があります。
GoProの値段を浮かせたいならレンタルもあり!
GoProはいろいろなモデルがあるとはいえ、どれも万単位の出費になるので、いきなり買うのは抵抗がある人もいるかもしれません。
また、普段は使わないけど旅行などここぞというときにだけ使いたいという人もいるでしょう。
そんなときにおすすめなのがGoProのレンタルサービスです。
必要な時だけピンポイントで使ったり、買う前に機能を試したりするのに最適です。
GoProがレンタルできるサービスをいくつか紹介するので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。
レンタルサービス①Rentio引用:Rentio
Rentio(レンティオ)は、2802種類もの最新製品をレンタルできる家電お試しサービスです。
GoProのほか、次のようなメーカーのカメラや家電を取り扱っています。
- iRobot
- SHARP
- SONY
- Panasonic
- siroca
- BALMUDA
- YA-MAN
- Combi
レンタル中に製品を壊してしまっても、原則2,000円までしか修理費はかかりません。
レンタル後そのまま購入することも可能なので、試してから購入したい人にはおすすめです。
レンタルサービス②モノカリ!
引用:モノカリ!
モノカリ!では最新のGOPRO製品のほか、人気のGOPRO HERO8やHERO6など、スタンダードな製品もレンタル可能です。
レンタル期間は、以下の中からお好きな期間を選べます。
- 一日・二泊三日
- 一週間
- 一ヶ月以上
カメラ本体と自撮り棒や防水ハウジング、SDカードなどがセットになったものもレンタルできるので、個別でレンタルする手間が省けます。
レンタルサービス③Rentry
引用:Rentry
Rentryでも、GoPro製品を数多く取り揃えています。
本体のみのレンタルのほか、初心者セットや星空撮影セット、自転車バイク撮影セットなど、撮影シーンに合ったセットがレンタルできます。
自宅やホテルで受け取って、コンビニや郵便局で返却するという、シンプルなレンタルスタイルも魅力的です。
GoPro全モデルの値段相場と特徴:まとめ
以上、全モデルの値段相場と特徴を解説してきました。
あなたにぴったり合いそうなモデルは見つかりましたか?
どのモデルを選んでも、初めてGoProを使うときは、アクションカメラならではの撮影にテンションが上がります。
ぜひGoProを持っていろんな場所へ行って撮影を楽しんでください!