音声や動画をテキストに起こす「文字起こし」。
議事録の作成や動画編集の字幕入れなどで必要になってくる作業ですが、長時間の音声を文字起こしするとなると労力がかかり大変ですよね。
そこで今回は、「文字起こしに便利なおすすめスマホアプリ」を13個ご紹介します。
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iPhone & Android 向け
- iPhone向け
- Android 向け
上記のように分けて紹介するので、「文字起こしの手間を減らしたい」「自動でスピーディに文字起こししたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
音声の文字起こしにはスマホアプリが便利
地味で大変な作業というイメージがある「文字起こし」ですが、スマホアプリで簡単にできるって知っていましたか?
精度の高い文字起こしアプリを使うことで、手入力していた苦労が嘘のようにスピーディに文字起こしをすることができますよ。
自動で音声をテキスト化するため誤字脱字が発生することもありますが、全て手動で文字起こしするのに比べたら、誤字部分のみを後から修正するほうが格段に楽です。
ぜひ自分に合った文字起こしアプリを見つけて、よりスピーディに文字起こしできるよう工夫してみてくださいね。
【iPhone & Android向け】おすすめ文字起こしアプリ3選
iPhoneとAndroid、どちらにもおすすめの文字起こしアプリを3つご紹介します。
おすすめアプリ①CapCut
引用:App store
「CapCut」は、自動字幕入れ機能がある便利な動画編集アプリです。
- 動画に自動キャプションを追加
- アフレコ音声の文字起こし
- 文字起こし言語の選択
などの機能があり、動画編集をスピーディに行えます。
動画の進行に合わせて文字起こししたテキストを自動で挿入してくれるので、動画にキャプションを入れる手間が省けるのがメリットです。
文字起こし言語は日本語と英語に対応しています。
文字起こししたテキストは、挿入後に手動で修正することも可能です。
おすすめアプリ②VOITER notes
引用:App Store
「VIOTER notes」は、「VOITER mini(ボイターミニ)」というアプリ専用のレコーダーと接続して使用できる文字起こしアプリです。
- Ai自動文字起こし
- アプリ内録音
- Word/textファイルへの変換
- 話者の自動判別
- 文字起こしテキスト内のキーワード検索
といった便利な機能が揃っています。
録音と同時に音声をリアルタイムで文字起こしすることも可能です。
専用レコーダーを用意しなければいけない手間はありますが、機能も多く、とても優秀な文字起こしアプリなのでおすすめです。
おすすめアプリ③Notta
引用:Notta
「Notta」は多言語に対応した文字起こしアプリです。
- 音声録音しながらリアルタイム文字起こし
- 外部音声ファイルの自動文字起こし
- txt/docx/srt(字幕)/pdfへの変換
- 104言語に対応
といったさまざまな便利機能があります。
特にすごいのが外部音声ファイルの自動文字起こしで、録音済みの音声ファイルをアプリにインポートすると、5時間の録音を5分ほどでテキスト化してくれます。
日本語をはじめ英語や中国語など104言語に対応しており、文字起こしした文章を41言語にクイック翻訳することも可能。
多言語での会議の議事録や、長時間の音声ファイルのスピーディな文字起こしに最適です。
【iPhone向け】おすすめ文字起こしアプリ6選
次に、iPhoneにおすすめの文字起こしアプリを6つご紹介します。
iPhoneユーザーの方はぜひ参考にしてください。
おすすめアプリ①メモ
引用:App Store
「メモ」はiPhoneに最初から入っているメモアプリです。
日々のメモや記録などに便利なアプリですが、実は文字起こし機能も充実しています。
- 音声の自動入力
- テキスト内のキーワード検索
- テキストの共有
iPhoneの「メモ」には、このような文字起こしの基本機能が備えられています。
キーボードの「スピーカーマーク」をタップすることで、文字起こしが始められますよ。
起こしたテキストデータをパソコンとリンクできたり、Airdropなどでクイック共有できたりするのが便利です。
音声をリアルタイムで文字起こしすることはできますが、録音した音声や外部ファイルの文字起こしはできないので注意してくださいね。
おすすめアプリ②Texter
引用:Texter
「Texter」は画像や音声、動画などの文字起こしが素早くできるアプリです。
- 音声・動画ファイルの文字起こし
- 画像からのテキスト変換
- リアルタイム翻訳
- 録音しながら文字起こし
などさまざまな機能が揃っています。
画像の文字を認識してテキストに変換できるので、スクリーンショットや手書きメモの画像を読み込んでテキストにすることも可能です。
Apple Watchでの録音再生やiPadとのテキストの共有もできるので、Apple製品をよく利用する方には便利でしょう。
文字起こしは、iOSでサポートしているすべての言語に対応しています。
おすすめアプリ③Group Transcribe
引用:App store
「Group Transcribe」は、会議などでの文字起こしにおすすめの無料文字起こしアプリです。
- 話している内容のリアルタイム文字起こし
- 自動で話者を判別
- 電話音声の文字起こし
といった機能があります。
電話の音声をリアルタイムで文字起こしできるので、オンライン会議の議事録作成などに便利です。
また、自動で話者を判別して発言した人ごとに分けて文字起こしすることもでき、会話やインタビューの文字起こしにおすすめですよ。
言語は日本語を含め80か国語以上をサポートしています。
おすすめアプリ④Speechy
引用:App Store
「Speechy」はバックグラウンドでも文字起こしできるおすすめアプリです。
- 録音しながらリアルタイム文字起こし
- 文字数と単語数のカウント
- 音声ファイルの文字起こし
- バックグラウンドでの音声認識
といった機能があります。
文字起こししたテキストは、アプリから「Evernote」「Dropbox」「Googleドライブ」や各種SNSへと素早く共有可能。
文字起こしした文言の編集もアプリ内で完結できて便利です。
Proバージョンでは時間制限なしで音声認識が可能になります。
おすすめアプリ⑤YY文字起こし
引用:App store
「YY文字起こし」は、簡単にリアルタイム文字起こしができる文字起こしアプリです。
- 録音しながらリアルタイム文字起こし
- 固有名詞の辞書登録
- リアルタイム翻訳
- 文字起こしテキストの編集
といった便利な機能が揃っています。
実際の会話のほか、オンライン会議の音声などもリアルタイムで文字起こしできるので、リモートワークでの議事録作成などにも最適です。
録音した音声と文字起こしテキストをメールで共有もできます。
固有名詞や専門用語を登録しておくとスムーズに文字起こしできるため、インタビューなどでも使いやすいでしょう。
おすすめアプリ⑥音声認識装置
引用:App store
「音声認識装置」はiPhone向けの有料文字起こしアプリです。
- 録音しながらリアルタイム文字起こし
- 40か国語以上への翻訳機能
- テキストのコピーやSNS共有
といった基本的な文字起こし機能が揃っています。
アプリ内のテキストをワンタップでTwitterに投稿できるため、Twitterをよく使う方や音声入力でツイートしたい方におすすめです。
40か国語以上への翻訳機能もついているため、多言語でのテキスト共有などの場面で活躍してくれるでしょう。
有料アプリですが、その分「音声の認識率が良く誤字が少ない」と評判です。
【Android 向け】おすすめ文字起こしアプリ4選
ここでは、Android向けのおすすめ文字起こしアプリを4つご紹介します。
おすすめアプリ①Speechnotes
引用:Google Play
「Speechnotes」は、Bluetoothと連動できるAndroid向け文字起こしアプリです。
- Bluetoothマイクからの音声の文字起こし
- 長時間の音声認識
- 句読点などの音声入力
といった機能があり、ユーザーの間では「誤字が少ない」と評判です。
Bluetoothマイクと連携して音声を拾ってくれるので、録音環境が良くない場所での文字起こしや移動中の文字起こしなどにも大変便利でしょう。
名前や挨拶文など、よく使うフレーズを登録しておくとよりスピーディに文章作成できます。
おすすめアプリ②Edivoice
引用:Google Play
「Edivoice」は精度の高い文章作成が手軽にできるアプリです。
- 高精度の音声文字起こし
- 句読点・記号・改行などの音声入力
- 固有名詞の辞書登録
- 文字数カウント
といった、痒いところに手が届く機能が揃っています。
文字起こし中に音声認識結果の候補が表示されるので、誤字脱字が少ない文章を簡単に作れますよ。
句読点や記号・改行も音声で入力できるほか、文字起こし中に手動で入力することも可能です。
高齢者向けの「テキスト巨大化機能」もあり、目や耳の不自由な方とのコミュニケーションなど、色々な場面で活躍できるアプリでしょう。
おすすめアプリ③音声メモ
引用:Google Play
「音声メモ」は、音声認識で手軽にメモやリマインダー設定などができるアプリです。
- スピーディな録音と文字起こし
- リマインダー作成
- カテゴリー別にテキストを管理
- メモのエクスポートやシェア
といった機能があり、音声入力で手間を省きたい方におすすめです。
ワンタップで文字起こしを始められ、思いついたアイデアや大切なメモを素早くテキスト化して保存できます。
カテゴリー別にテキストを管理できるので、たくさんのデータを残しておきたい場合にも目当てのメモにアクセスしやすいでしょう。
メモはJSONやTXT形式にエクスポートして共有もできます。
おすすめアプリ④音声入力Voice
引用:Google Play
「音声入力 Voice」は、音声入力のほかウェブ検索や電話帳検索機能なども備えた文字起こしアプリです。
- 音声のリアルタイム文字起こし
- 単語登録
- テキストのコピーや他のアプリでの共有
といった機能があり、正確で素早い文字起こしができます。
アプリを通知バーに常駐させることでスピーディに起動できるほか、端末起動時にアプリを自動起動させることも可能です。
音声入力でのウェブ検索や連絡帳検索もでき、上手く使いこなせばアプリ1つでさまざまな使い方ができるでしょう。
文字起こし中に手動で句読点や記号を挿入できるので、音声入力での文章作成をしたいライターやブロガーの方にもおすすめです。
スマホアプリで文字起こしする際のポイント
スマホアプリで文字起こしする際のポイントをまとめました。
- 文字起こしできる時間に注意
- 文字起こしの用途でアプリを選ぶ
文字起こしアプリを使う際のポイントはこの2つ。
それぞれご紹介します。
まず、文字起こしアプリを選ぶ際は「アプリの文字起こし可能時間」をチェックしましょう。
アプリによっては長時間連続で文字起こしできないものもあります。
「話を終えてアプリを見たら文字起こしされていなかった」というトラブルを防ぐためにも、文字起こしの本番前に連続での使用可能時間をチェックしておくのがおすすめですよ。
また、文字起こしの用途に合わせてアプリを選ぶのも大切です。
翻訳付きで文字起こしするなら「Notta」や「音声認識装置」、動画編集用の文字起こしなら「CapCut」というように、目的に合ったアプリを使うとスムーズに文字起こしできます。
この記事を参考に、自分の用途にぴったりのアプリを選んでみてくださいね。
音声文字起こしはスマホアプリが便利でおすすめ
今回は、音声や動画の文字起こしにおすすめのスマホアプリを13個ご紹介しました。
動画編集や議事録作成など、さまざまな場面で使いやすい文字起こしアプリがお分かりいただけたかと思います。
労力のかかる文字起こしは、スマホアプリを上手く活用して素早く正確にやっていきましょう。
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