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動画を適切なビットレートに設定するには?画質を決める要因を解説

動画の画質と関わりの深いビットレートですが、「どのように設定すればいいのが分からない」という方も多いのではないでしょうか?

また、「何を基準に決めるべきか迷う」という方もいるでしょう。

この記事では、上記のような方のために適切なビットレートの決め方をご紹介します。

加えて、ビットレートを高く設定するメリットやデメリットについても解説するので、動画制作でお困りの方は、ぜひご覧ください。

 

ビットレートとは?

ビットレートとは?ビットレートは、動画の1秒あたりのデータ量を示す値です。

bps(bits per second)と表記され、1Mbpsに設定されている場合、1秒あたりデータ量が0.125MB(1byte=8bit)の動画ということになります。

ビットレートが高い動画ほど、データ量が多く高画質です。

しかし、必要以上にビットレートを上げてしまうと扱いにくくなってしまうため、適切なビットレートに設定する必要があります。

動画におけるビットレートは、次の紹介する音声ビットレートと映像ビットレート、オーバルビットレートの3種類に分けらます。

種類①音声ビットレート

音声ビットレートは、1秒あたりの音声のデータ量を表す値です。

音声ビットレートの算出方法は以下の通りです。

音声ビットレート=サンプリングレート×ビット深度

サンプリングレートは、音を1秒間にどのくらいの間隔でデジタル化するのかを示す値です。

ビット深度は1つのサンプルにつき、どの程度のデータを保存するのかを示しています。

種類②映像ビットレート

映像ビットレートは、1秒あたりの映像のデータ量を示す値です。

映像ビットレートは次の方法で算出できます。

映像ビットレート=解像度×RGBデータ量×フレームレート

RGBデータ量は、1画素に割り当てる色情報のデータ量を示す値です。

RGBデータ量が高くなるほど、より細かな色彩を表示できます。

種類③オーバルビットレート

オーバルビットレートは、映像ビットレートと音声ビットレートを合計した値です。

オーバルビットレート=映像ビットレート+音声ビットレート

オーバルビットレートは、動画全体のビットレートのことです。

データ量としては、音声ビットレートよりも映像ビットレートの比率が高いです。

動画のビットレートの算出方法

動画のビットレートの算出方法具体的なビットレートの計算方法を見ていきましょう。

解像度が1920×1080でRGBデータ量が24bit、フレームレートが30fpsの動画の映像ビットレートは次の通りです。

1920×1080×24bit×30fps=約1493Mbps

音声ビットレートが128kbpsだった場合

1493Mbps+0.128Mbps=1493.128Mbps

上記の数値に再生時間(秒)を乗算すれば、動画ファイルの容量も算出もできます。

動画ビットレートの目安

動画ビットレートの目安動画を視聴するデバイスや回線の速度によって、快適に視聴できるビットレートは異なります。

特にインターネットで動画を配信する場合、ビットレート高く設定し過ぎるとスムーズに視聴できない恐れがあります。

動画共有サイトでハイビジョン動画を再生した場合のビットレートは、1,000kbps~3,000kbps程度なので、ネットでの配信を目的とした動画であれば、3,000kbs以上は高すぎると言えるでしょう。

インターネットでの配信を前提としている場合は、いかにビットレートを抑えられるかがポイントです。

音声ビットレートは128kbpsでも十分ですが、音質を求めないのであれば、半分に設定するとよいでしょう。

動画の画質を決める要因

動画の画質を決める要因動画の品質は解像度とフレームレート、コーデックによって決まります。

ここでは、画質を決めるそれぞれの要素について解説します。

要因①解像度

解像度は、動画の画素数を示す値です。

動画は、画素(ピクセル)をいくつも表示することで映像を表示しています。

解像度は横と縦の画素数で表記され、値が大きいほど解像度が高いことを示しています。

1920×1080と表示されている場合は、横の画素数が1920、縦の画素数が1080であり、全体の画素数は20,703,600です。

解像度が高くなるほど、動画の品質も向上します。

要因②フレームレート

フレームレートは、1秒間に使用されるコマ数を示す値です。

動画は静止画を連続で表示することで、映像が動いているように見せています。

パラパラ漫画を思い出していただくと、イメージしやすいのではないでしょうか。

フレームレートはfpsと表記され、30fpsの動画は1秒間に30フレーム表示していることを示しています。

高いフレームレートに設定するほど、映像の動きが滑らかになります。

ただし、30fpsで撮影した動画を60fpsに変更しても、30fps以上に滑らか映像にはなりません。

そのためフレームレートをどの程度の値に設定するのかは、撮影前に決めておく必要があります。

要因③ビットレート・解像度・フレームレートの関係

映像ビットレートの算出方法を先にご紹介しましたが、解像度やフレームレートを高く設定するとビットレートも高くなります。

高解像度の動画は多くの画素を必要とするため、1フレームあたりのデータ量が多くなるのが特徴です。

また、フレームレートを上げた場合も、1秒あたりのフレーム数が多くなるためビットレートの高い動画になります。

ビットレートを調整する場合は、画質を優先して解像度を高く保つのか、動きの滑らかさを重視してフレームレートを高く設定するのかを決めておきましょう。

要因④コーデック

コーデックとは、動画に含まれる映像と音声のデータを圧縮や変換、復元する方法を指します。

インターネット用の動画では、H.264やVP9、AV1などが主流です。

上記の3種類の中で最も圧縮率が高いのはAV1で、GoogleやApple などの大手ハイテク企業が共同で開発したコーデックです。

動画のデータ量を抑えられることから、YouTubeでも採用されています。

一方、テレビのデジタル放送やDVDではMPEG-2が使用されています。

コーデックによってビットレートも変化するので、目的に合わせたものを選びましょう。

高ビットレート動画のメリット

高ビットレート動画のメリット動画のビットレートを高く設定すると、画質と音質がよくなります。

映像ビットレートを高く設定すれば画質が向上し、音声ビットレートを高く設定すれば、音質が向上します。

ただし、動画によっては映像ビットレートのみを高く設定して、音声ビットレートを低くしているケースも少なくありません。

ビットレートが高いからといって、映像と音声の両方の品質が高いとは限りませんので留意しておきましょう。

また、ビットレートの低い動画を、大きなモニターに表示すると画質の粗さが目立ちますが、高ビットレートの動画であれば、大画面でも綺麗な映像を視聴できます。

高ビットレート動画のデメリット

高ビットレート動画のデメリットビットレートを高く設定すると、動画のデータ量が大きくなります。

パソコンで視聴する際の負荷が高くなるので、古いパソコンであれば動画を再生できない恐れも。

インターネットで配信する場合は、ダウンロードに時間がかかりスムーズに再生できない可能性があります。

ビットレートが高い動画は、インターネット回線が混む時間帯やモバイル回線で快適に視聴できない場合もあるので注意が必要です。

また、ビットレートを高く設定すれば、必ず画質も向上するというわけではありません。

撮影時点でのビットレートを超えるbpsに変換しても、動画のデータ量が増えるだけで画質は同じです。

高画質な動画を作成したいのであれば、撮影前にどの程度の画質が必要なのかを決めておく必要があります。

【関連記事】
YouTubeのアップロード時間は平均5分。遅いときの対処法は?

適切なビットレートに設定するには?

適切なビットレートに設定するには?動画を制作する目的によって、適切なビットレートは異なります。

ここでは、適切なビットレートの設定方法について解説します。

フレームレートを見直す

動きの少ない動画を制作する場合は、フレームレートを抑えることでビットレートを下げられます。

例えば、社内教育用の研修動画の場合、動きの少ない場面が多いためfpsを高くするメリットは薄いです。

激しい動きの少ない動画を高いフレームレートで撮影しているのであれば、30fps程度に下げればビットレートを抑えられます。

動きに滑らかさを求めないのであれば、30fpより低く設定するのもよいでしょう。

必要以上に高解像度で編集しない

動画を必要以上に高解像度で編集しないことも大切です。

解像度が高くなるほどビットレートも高くなるため、解像度を上げ過ぎないようにしましょう。

現在のスマートフォンやパソコンのモニターで表示できる画質は、フルハイビジョン以下のケースが多いです。

2Kや4Kのような高画質な動画をそのまま表示できるユーザーは少ないので、理由もなく解像度を高く設定するのは避けた方がよいでしょう。

一般のユーザー向けの動画であれば、フルハイビジョン以下の解像度でも十分高画質と言えます。

インバナー動画広告のように小さく表示される動画なら、画質も求められません。

解像度は、動画を配信する媒体に合わせて設定しましょう。

【関連記事】
初心者向け動画広告の仕組み|主な種類やメリットなどを詳しく解説!

動きの激しい動画ほど高いビットレートが求められる

動きの激しい動画を滑らかに表示するためには、フレームレートを高く設定する必要があるため、必然的にビットレートも高くなります。

動きの激しい動画の代表的な例はスポーツ動画でしょう。

スポーツを低いフレームレートで撮影した場合、カクカクした映像になるため視聴者に違和感を覚えさせてしまう恐れがあります。

スポーツの動画を滑らかに表示したいのであれば60fps、最低でも30fps以上設定することをおすすめします。

動きの激しい動画を制作する際は、ビットレートを落とし過ぎないように注意しましょう。

まとめ:コンテンツに合わせたビットレートに設定しよう!

まとめ:コンテンツに合わせたビットレートに設定しよう!動画のビットレートについて解説しました。

ビットレートを適切に設定しなければ、動画を快適に視聴できず、ユーザーに最後まで見てもらえない恐れがあります。

ビットレートは、コンテンツに合わせて決める必要があるため、まずは動画を作成する目的を明確にしておきましょう。

動画制作会社「サムシングファン」では、ご要望に合わせた動画制作プランを提案しています。

動画制作でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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