「映像制作を独学で学びたいけれど、どうしたらいいんだろう……」
と悩む人は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、書籍やサイトなどを通して独学で映像制作を勉強することは可能です。
実際に自分で映像制作を学び、個人の映像クリエイターとして仕事を請け負うまでになった人も少なくありません。
独学で勉強することで、低価格で効率よく映像作品を作れるようになるでしょう。
とはいえ、具体的な方法やプロセスはなかなか分かりにくいですよね。
そこで今回は、
- 映像制作の基礎知識を得る4つの方法
- おすすめの書籍やサイト、オンラインスクール
を順に紹介します。
「いきなり独学で勉強を進めるのは難しい……」と感じるかもしれませんが、方法を知るだけならハードルは高くありません。
まずは独学の方法から、大まかに見ていきましょう!
※Amazonアソシエイト・プログラムとして、サムシングファンは適格販売により収入を得ています。
目次
独学で映像を制作することは可能?基礎知識を得る4つの方法
最初に、映像制作の基礎知識を得る方法として、
- 書籍やサイト
- チュートリアル動画
- オンラインスクール
- 自力での動画制作
の4つを紹介します。
方法1:書籍やサイトで基礎知識を得る
1つ目は「書籍やサイトで基礎知識を得ること」です。
多くの人が思い浮かべる方法が、書籍やサイトで知識を集めるものではないでしょうか。
自分で使う書籍やサイトを選べるうえに、必要な情報がまとめられているので取り組みやすいです。
書籍やサイトで基礎知識を得る方法は、以下の点でおすすめです。
- 多くの人が模倣しやすい知識が多い
- 知識を体系的に得られる
- 自分のペースで学習できる
特に書籍は多くの人が読む可能性があるので、販売までに厳しいチェックを課されています。
そのため、間違った知識を掲載している可能性がほとんどありません。
また年代や性別を問わず多くの人が読む可能性があるので、誰でも真似しやすい知識が掲載されているものがほとんど。
書籍を使うと、初めての映像制作でも取り組みやすいでしょう。
方法2:チュートリアル動画を参考にする
2つ目は「チュートリアル動画を参考にすること」です。
実は近年、YouTubeなど動画コンテンツの充実により、映像を通して専門技術を学べることが増えてきました。
例えば、
- 英語
- キャンプ
- 化粧
- ダイエット
などです。
映像制作について発信しているクリエイターも多く、彼らの動画を参考にして学ぶことが可能となっています。
チュートリアル動画を参考にする方法は、以下の点でおすすめです。
- 動画を見るだけなので勉強するハードルが低い
- 動画は何度も見返すことができる
インターネット環境は必要ですが、効率よく勉強できるでしょう。
方法3:オンラインスクールで知識を体系的に学ぶ
3つ目は「オンラインスクールで知識を体系的に学ぶこと」です。
すべて独学なわけではありませんが、オンラインスクールの授業を通して学ぶことも可能です。
オンラインスクールとは、パソコンやスマホの動画を通して映像制作について授業を実施してくれるもの。
オンラインなので学校に通う必要はありません。
忙しい社会人でも、スキマ時間にしっかりと学ぶことができるでしょう。
オンラインスクールで学ぶ方法は、以下の点でおすすめです。
- プロから知識を学べる
- 講師に質問もできる
- 課題などを通して作品をチェックしてもらえる
学校なので、数万〜数十万円の授業料が必要です。
お金はかかりますが、自分の作った映像にアドバイスをもらえるのはスクールならではです。
方法4:架空の依頼を想定して、動画を制作してみる
4つ目は「架空の依頼を想定して、動画を制作してみること」です。
この方法はひとまず今ある自分の知識で映像作品を作ってみるものなので、制作方法を教えてもらえるわけではありません。
しかし自分で動画を制作する方法は、以下の点でおすすめです。
- 今の実力が分かる
- 作った映像から自分に足りない知識も分かる
- 作りながら学ぶので上達スピードは早い
実践しながら知識も学ぶことになるので、上達スピードは4つの方法の中で最も早いといっても過言ではありません。
時間に余裕がある、作品を作ってみたいという人には最適な方法です。
ここまで独学で映像制作を学ぶ方法を解説しました。
続いては、独学で学ぶときにおすすめの書籍やサイト、スクールなどを順に紹介します。
独学で映像制作の知識を得るのにおすすめの書籍3冊
ここからは、おすすめの書籍を3つ紹介しますね。
おすすめ書籍1:プロが教える! Premiere Pro デジタル映像編集講座 CC対応
こちらの書籍は「分かりやすい」と評判の『プロが教える!シリーズ』の1冊です。
映像制作に取り組んだことのある人は、動画編集ソフト「Premiere Pro (プレミアプロ)」を使っている人が多いのではないでしょうか。
プレミアプロの基本機能、編集方法などをていねいに解説してくれています。
おすすめポイントは、以下の通り。
- プレミアプロの使い方を1冊で勉強できる
- サンプルをダウンロードできるので完成品がイメージしやすい
- 初心者向けなので取り組みやすい
これから映像制作の知識を学んでいきたい人におすすめです。
※料金に変動があります。
おすすめ書籍2:プロが教える! Final Cut Pro X デジタル映像編集講座
出典:楽天
こちらの書籍は先ほど紹介した『プロが教える!』シリーズの1冊であり、Macで利用できる編集ソフト「Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)」の解説本です。
このソフトはAppleユーザーに限られますが、映像制作のプロやユーチューバー、アマチュアなど幅広い人に使用されています。
おすすめポイントは、以下の通り。
- アニメーション制作などさまざまなジャンルの映像制作を学べる
- サンプルがあるので手を動かしながら進められる
4つ目の方法で紹介した「まずは自分で動画を作ってみたい!」という人におすすめです。
おすすめ書籍3:仕事に使える動画術 成功例に学ぶYouTube活用とオリジナル動画作成法
出典:楽天
こちらの書籍は、映像制作すべてに共通する「動画の活用方法」や「動画プロモーションの成功事例」、映像制作の基礎知識を学ぶことができる書籍です。
おすすめポイントは、以下の通り。
- 動画の活用方法などマーケティングが学べる
- YouTube動画について詳しい知識を得られる
特に「YouTube動画を活用したい!」と考えている人や企業様におすすめです。
独学で映像制作の知識を得るのにおすすめのサイト3つ
続いては、映像制作の知識を紹介するサイトとして、
- After Effectsチュートリアル
- AyatoWeb
- RedGiant
の3つを見ていきましょう。
おすすめサイト1:After Effectsチュートリアル
1つ目は「After Effectsチュートリアル」です。
こちらは動画編集ソフトを提供している「Adobe」が、初心者向けに提供している情報サイトです。
おすすめポイントは、以下の通り。
- 知識が体系的にまとめられている
- Adobe公式サイトなので信ぴょう性がある
- 中級者にも復習サイトとしておすすめ
初心者はこのサイトだけでも十分学べるでしょう。
これから映像制作を始める人は参考にしてみてください。
おすすめサイト2:Ayato@Web
2つ目は「Ayato@Web」です。
こちらは自身で映像制作の知識を発信しながら、制作にも取り組む藤井彩人さんのサイトです。
おすすめポイントは、以下の通り。
- 基礎知識と機能がまとめられている
- 多くの人から支持されているので安心感がある
ただしサイトは2000年代初期に作られているので、現在は古くなっている情報があることも。
他の最新書籍やサイトとあわせて使うことをおすすめします。
おすすめサイト3:RedGiant
3つ目は「RedGiant」です。
こちらは海外のサイトですが、「TrapCode Particular」などを販売している会社が運営しているもの。
実際に映像制作に関わっている会社のサイトなので、知識は信頼できるはずです。
おすすめポイントは、以下の通り。
- 一部無料で利用できる
- モーショングラフィックスを扱う人には役立つ情報が多い
海外のサイトも参考にすることで、知識を幅広く得ることが可能です。
また映像制作には、いくつかの動画編集ソフトが必要となります。
おすすめのソフトについて、詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
映像制作の独学にはオンラインスクールもおすすめ!有名な3校を紹介
続いては、おすすめのオンラインスクールとして、
- デジハリ・オンラインスクール
- TECH ACADEMY
- MOVIE ACADEMY
の3つを紹介しますね。
おすすめ1:デジハリ・オンラインスクール
デジハリオンラインスクールとは、未経験からクリエイターを目指す人向けの学校です。
おすすめポイントは、以下の通り。
- 主に3DCG映像を学ぶことができる
- 「Adobeマスター講座」など編集ソフトの授業もあり
- 働きながら映像制作を学んだ卒業生も多い
3DCGを学びたい人、働きながら学習したい社会人におすすめです。
おすすめ2:TECH ACADEMY
TECH ACADEMYとは、主に動画編集について教えてもらえる学校です。
おすすめポイントは、以下の通り。
- 生徒1人につきパーソナルメンターが1人割り当てられる
- 週に2回、マンツーマンレッスンを受講できる
- 申し込みから1週間後に受講がスタートできることもあり
申し込みから受講開始までの時間がそれほど長くはありません。
すぐにでも映像制作を学びたい、マンツーマンでじっくり勉強したい人におすすめです。
おすすめ3:MOVIE ACADEMY
MOVIE ACADEMYとは、映像制作の実践的な知識やスキルを得られる学校です。
おすすめポイントは、以下の通り。
- 実際にクリエイターとして活躍する人が講師になる
- ディレクション(企画)なども習得できる
これから映像制作のスキルを活かしていきたい人、映像制作のスキルをステップアップさせたい人におすすめです。
独学で映像制作を学ぶことで、学習コストをおさえられる
今回は、独学で映像制作を学ぶ方法やツールを紹介しました。
おさらいすると、独学で知識を得る方法は以下の4つです。
- 書籍やサイト
- チュートリアル動画
- オンラインスクール
- 自力での動画制作
上記の方法に取り組むときは、今回紹介した書籍やサイト、オンラインスクールなども活用しながら勉強すると、効率よく学習できるでしょう。
また実際に映像制作を進めるときは、以下の記事の流れを参考にしてみてください。