「有名Youtuberになると儲かる」なんて話もよく耳にするようになってきましたよね。
Youtubeで稼いでみたいと思った方の中には、
「Youtubeってそもそもどういう仕組で稼げるの?」
「Youtubeの広告収入が発生する条件って?」
「素人でも収益化できるの?」
という疑問を持った方も多いはずです。
そこで今回は、Youtubeの収益化の仕組みや、収益化までの条件について詳しく解説していきます。
これからYoutubeでの収益化にチャレンジしたい方は要チェックです!
目次
Youtubeの広告収入って?
Youtubeはただ単に動画のアップロードと視聴ができるだけでなく、一定の条件を満たすと動画投稿者は広告収入を得られるようになります。
YouTubeでは動画の再生前や途中に広告が表示されたり、 動画の上にバナー広告が表示されたりします。
表示された広告を視聴者がクリックすると、広告主から広告料が支払われ、その一部が動画投稿者に還元されるシステムによって、YouTube で動画投稿をしていると広告料が得られるようになるのです。
はじめにもお伝えしたように、広告収入を得るには一定の条件があり、誰でも簡単に広告収入を得られるというわけではないので注意しましょう。
Youtubeで広告収入が発生する条件は?
YouTubeで広告収入を得られる条件について見ていきましょう。
動画を投稿し始めたばかりでは YouTube の収益化はできません。ある程度人気のある投稿者にならなければ広告収入を得られないのです。
広告収入を得るためには下記の4つの項目を満たす必要があります。
- 直近12ヶ月の総再生時間:4000時間以上
- チャンネル登録者数:1000人以上
- 18歳以上であること
- 広告掲載に適したコンテンツかどうか
順番に解説していきましょう。
直近12ヶ月の総再生時間:4000時間以上
1つ目の条件は、直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上という条件です。
動画の投稿本数などにかかわらず、総再生時間が4000時間であれば OKです。
そのため、短い動画で少ない投稿本数であっても再生回数が多くなれば、この条件はクリアできます。
単純計算で考えると
10分の動画1本なら24,000回の再生回数
が必要ですが
10分の動画10本なら1本当たり2,400回の再生回数
で条件をクリアできるので、たくさん動画を投稿していればそれほど問題にはならないでしょう。
チャンネル登録者数:1000人以上
チャンネル登録者数1000人以上というのは、クリアするのが少し難しい条件となっています。
なぜなら、チャンネル登録者数は再生回数や再生時間と違って、これまで投稿した動画を見て「このチャンネルを継続して見ていきたい」と思った人の数だからです。
一本の魅力的な動画を投稿したからといって、 他の動画に興味を持ってもらえなければ、チャンネル登録をする人はいないでしょう。
チャンネル登録者数を増やすためには、視聴者に「これからもこの投稿者の動画を見続けたい」と思ってもらうことが大切です。
18歳以上であること
18歳未満の場合、Youtubeの支払いシステムであるAdsenseへの参加ができません。
18歳未満の方が収益化をしたい場合は、18歳以上の保護者が所有するAdsenseアカウントにGoogleアカウントをリンクさせる必要があります。
18歳未満でYoutubeの収益化を目指そうと考えている人は、この点について保護者に確認しておいたほうがいいでしょう。
広告掲載に適したコンテンツかどうか
広告主は不適切な動画に自社の広告が掲載されることを嫌います。
そのため、著作権に違反していたり、犯罪を助長するような内容だったりすると広告掲載に適していないと判断され、広告が掲載されなくなってしまうので注意しましょう。
不適切な動画と判断されないためにも、健全な動画を投稿するように心がけていく必要があります。
Youtubeは素人でも収益化できるの?
ここまでの条件を見て、自分でもできそうと思った方もいれば、大変なんじゃないの?と懐疑的な方もいるはずです。
「結局、素人でもYoutubeの収益化はできるの?」という方のために、改めてお伝えしておくと、Youtubeの収益化は動画撮影や動画編集未経験でも問題なくできてしまいます。
ただし、誰でもかんたんに収益化できるというわけではありません。視聴者から注目される動画をアップロードし続けなければ収益化は難しいでしょう。
Youtubeにアップされている動画は人それぞれ全く違ったものですが、収益化できている人にはある程度の共通点があります。
これから収益化したい人は次に紹介するチェックポイントを押さえてアップロードしてみるといいでしょう。
また、「YouTubeは少しハードルが高いな。」と感じている方は、参入障壁がYouTubeより低いライブ配信もおすすめです。
中でもおすすめなのが以下の3つ。
おすすめライブ配信①:Pococha
Pococha(ポコチャ)は「モバゲー」を始めとし、アプリ会社の大手企業DeNAが作ったライブ配信アプリです。
マナーを守る体制が整っているため、他のアプリに比べると落ち着いた印象があります。
おすすめライブ配信②:ふわっち
アプリのハードルは低く、手軽に参加することができるのがふわっちです。
他のライブ配信サービスでは踊ったり、歌を歌ったり、何か技術が必要なことが多いですが、ふわっちではただ話をしている方が多く、雑談などの緩い配信の割合も高いのが特徴。
年齢層が幅広いのも1つの特徴です。
おすすめライブ配信③:HAKUNA
ユーザーの8割が顔出し無しのラジオ配信がHAKUNAです。
顔出しが不要ということもあり、気軽に始められるアプリ。
配信者の報酬となる「還元率が高くなるイベント」など、高報酬を得やすい設計がされているのが特徴です。
Youtubeの収益化の条件を満たすためにチェックしたいポイント
Youtubeで収益化するためには、先程紹介した条件をクリアする必要があります。
条件をクリアするためには、下記の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
- 質の高い動画を作る
- チャンネルテーマを決める
- SEOを意識する
質の高い動画を作る
Youtubeで注目をあびるためには、質の高い動画を作り続ける必要があります。
せっかく動画を見てもらえたのに、最初の数秒で視聴をやめられてしまうような動画をアップしていてはいつまでも再生時間は増えず、チャンネル登録者は増えません。
面白い動画を目指すのであれば、心から笑えるような動画を作るべきですし、勉強になる動画を目指すのであれば、わかりやすく要点のまとまった動画を作るべきでしょう。
動画のジャンルによって目指す方向は様々ですが、視聴者に動画を最後まで見てもらえるようなクオリティの高い動画を作る必要があります。
そのためには、動画を制作する前の企画はもちろん、どんな動画が再生されやすいのかなどの分析もしていかなければなりません。
かんたんなことではありませんが、こういった地道な努力がYoutubeでの収益化では特に大切になってきます。
チャンネルテーマを決める
Youtubeではチャンネルテーマを決めることも大切です。
チャンネル登録をしてもらうには、視聴者に「この投稿者の動画を見続けたい」と思ってもらわなければいけません。
あなたが視聴者だったとして、気に入った動画のチャンネルの動画一覧を見たときに、動画のジャンルがあまりにもバラバラだった場合、チャンネル登録をするでしょうか?
ジャンルがバラバラのチャンネルよりも、「パソコン」「登山」などといった特定のテーマの動画ばかりアップロードされていたほうが、興味を持ってもらいやすいのは明らかなはずです。
1つのテーマに完全に絞る必要はありませんが、3つ程度のテーマには絞っておいたほうがいいでしょう。
チャンネル登録を促すためにもチャンネルのテーマは明確にしておきましょう。
SEOを意識する
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」を指します。
わかりやすくいうと、Youtubeでの検索キーワードを意識して動画タイトルや説明文を記載することです。
例えば、鯛のさばき方に関する動画をアップするのであれば、動画タイトルに「鯛 さばき方」というキーワードをいれておけば検索されやすくなります。
これは、鯛のさばき方の動画を見たい人なら「鯛 さばき方」というキーワードで検索するからです。
また、タイトルにはクリックされやすいワードを入れることも大切で、タイトルを「鯛のさばき方」とするよりも「初心者でも簡単!鯛のさばき方」というタイトルにしたほうがクリックされやすくなるでしょう。
このように、タイトルには検索で引っかかりやすいキーワードを入れるとともに、クリックされやすいタイトルを意識することが大切です。
Youtubeの規約変更には要注意
これからYoutubeの収益に頼ることを考えているのであれば、Youtubeの規約変更には注意しましょう。
せっかく収益化したとしても、規約変更によってアカウントが停止されてしまったり、広告収入が減ってしまったりする可能性もないとは言えません。
過去には規約が変更され、収益の少ないチャンネルは収益化対象から外れてしまったという投稿者もいたようです。
このような規約変更の背景には、動画の再生を増やすために過激な内容で目立とうとする「迷惑Youtuber」の存在があります。
過激な内容の動画には広告を掲載したがりません。過激な動画が増え、Youtubeに広告を掲載する広告主が減ってしまうと、Youtube自体の収益が下がってしまいます。
このような背景から、過激な動画投稿者が増えるリスクをへらすために、収益の少ないチャンネルは収益化対象から外すということが起きてしまったのです。
今後、収益化ができたとしてもこのような一方的な規約変更で収益がゼロになってしまう可能性もありえます。
そのため、Youtube以外の収入も確保できるような状態にしておいたほうがいいでしょう。
Youtube収益化は継続が最も大切
最後には厳しいこともお伝えしましたが、Youtubeは要点さえ押さえておけば収益化はまだまだ可能です。
収益化できるチャンネルを運営していくためには、
- 質の高い動画を作る
- チャンネルテーマを決める
- SEOを意識する
といった要点を押さえておくことも大切ですが、最も大切なのは自分自身が楽しみながら動画投稿を継続していくことです。
投稿者自身が楽しんで動画投稿をできていなければ、動画のどこかに退屈さがにじみ出てきてしまいます。
Youtubeで良質な動画をアップし続けるというのは想像以上に大変な作業ですが、退屈な動画にしないためにも、これからYoutuberを目指すという方は、動画制作自体を楽しむことを忘れないようにしてくださいね。
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